ビジュアル化困難といわれた宮沢賢治不朽の名作『銀河鉄道の夜』の幻想世界を、世界的CGアーティストKAGAYAが徹底考察し、ついに映像化。
3年の歳月をかけて創り込まれた精緻で臨場感あふれる映像は貴方を幻想の世界へと誘います。
これまでに目にしたことのない感動の風景に包まれて、ほんとうの銀河鉄道に乗っているかのような夢の時間をご体験ください。
なお、この「銀河鉄道の夜」は、日本各地に加え、海外の大型映像シアターで公開されている、ハイビジョンの4倍の情報量を持つ超高解像度4K映像のマスターデータを使用し、iPhone / iPod touch向けに最適な状態にエンコーディングされています。
<本アプリ収蔵コンテンツ>
・本編(38分)
・劇場予告編(1分46秒)
・ギャラリー(静止画23枚、解説テキスト)
■デジタルファインアーティストKAGAYA(カガヤ)
1968年、埼玉県生まれ。豊富な天文知識と卓越したアートセンスで、宇宙と神話の世界を描くアーティスト。絵画制作をコンピューター上で行う「デジタルペインティング」の世界的先駆者。 ハイパーリアリズムと透明感あふれる独特の色彩感覚は国内外で高い評価と注目を集めている。「the Zodiac 12星座シリーズ」はジグソーパズルでのベストセラー。プラネタリウム番組「銀河鉄道の夜」が全国各地で上映され大ヒット。作品展示や上映が世界的に行われている。天文普及とアーティストとしての功績をたたえられ、小惑星11949番はKagayayutaka(カガヤユタカ)と命名されている。
http://www.kagayastudio.com/index.html
■原作 宮沢賢治
1896(明治29)年、岩手県花巻市に生まれる。学生時代から短歌、さらに童話や詩など数多くの作品を創作。農学校教師を経て、農業指導に献身するが、1933(昭和8)年、37歳の若さで永眠。生前に出版されたのは「春と修羅」「注文の多い料理店」の二作品のみ。没後、評価が高まり「風の又三郎」「セロ弾きのゴーシュ」など、さまざまな作品集が刊行される。生前10年間にわたって推敲された「銀河鉄道の夜」は、賢治が亡くなった病床の枕元に未完の原稿として残されていた。